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ANA、日本で初めて空港特殊車両にバイオ燃料を使用

コンテナを航空機内の貨物室に運搬する特殊車両の写真です

全日本空輸(ANA)はこのほど羽田空港内で航空機の運航を支援する特殊車両の燃料に、廃食用油などを原料として生産された次世代バイオ燃料を利用する実証実験を開始しました。

こうした試みは国内で初めてとなります。

航空業界では航空機の燃料に化石燃料以外から製造される持続可能な代替航空燃料を導入し、脱炭素化を急いでいます。

同社は脱炭素化に向けた取り組みを航空機以外の分野にも広げ、加速していく考えです。

 

環境にやさしい燃料

今回、同社が導入した次世代バイオ燃料はリニューアブルディーゼルと呼ばれ、環境にやさしい燃料として期待されています。

二酸化炭素の排出量は生産から消費までの環境負荷を評価するライフサイクルアセスメントで、軽油と比べて最大で9割も削減できるとされています。

 

低コストで導入可能

次世代バイオ燃料を使用する特殊車両は航空機をけん引する車両や乗客の乗降を行うための車両、航空機の荷物室へコンテナを運搬するハイリフトローダーと呼ばれる車両となります。

通常、車両の燃料を変更する場合、車両のエンジンを改良したり、給油施設なども改良したりする必要があります。

しかし、今回は変更や改良を加える必要がなく、低コストで導入できるとしています。

同社は今回の実証実験を通じて、供給面や制度上の問題などを検証し、実用化を目指すとしています。

 

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