約2年にわたる食品の値上げラッシュが“収束の兆し”約にねんにわたる食品のねあげラッシュが“収束のきざし”

民間しんよう情報がいしゃの帝国データバンクは毎月、食品メーカーなど195社を対象に実施している調査で、11月の食品のねあげすうがけい131品目になったとの結果をまとめました。
単月のねあげ品目すうとしては2022年1月いこうで最小となったほか、前月に続き4カ月連続で前年どうげつをしたまわりました。
同社は「約にねん続いたねあげラッシュは収束のきざしが見え始めている」と分析しています。
追加のねあげみおくりも
今回の調査では、年内に計画されていたねあげのうち、すでに9割ちょうがねあげに踏み切ったことがわかりました。
また、ねあげいっかいあたりの平均ねあげりつも10月の17%をピークに低下し、11月は16%にとどまりました。
このため、同社では「年内のねあげラッシュは10月にとうげを越えた」とみています。
さらに、しょうひしゃの「ねあげつかれ」や「買いびかえ」が起きていることも、食品の値上げラッシュの「ちんせいか」につながっているようです。
食品の一部ではねあげごに販売すうりょうが減少したことで、追加ねあげの判断がみおくられたケースもすくなくありません。
このため、ねあげのいきおいは今年の8月いこう、後退きうんが一段と鮮明になっているという。
「ねあげは来年いこうも続く」
続く24年いこうの食品のねあげについては、げんじてんで493品目が予定されています。
昨年は10月じてんで3053品目のねあげが予定されていたことを踏まえると、「ねあげラッシュ」がふたたびはじまるかのうせいは低いようです。
しかし、足元では急激な円安ドルだか基調となっています。
また、物流ひの上昇や人件ひの増加などに対応した価格転嫁が進む公算が大きく、同社では「だんぞくてきなねあげは来年いこうもつづくだろう」と予想しています。
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