2025年4月17日

大阪・関西万博が開幕！「エーアイスーツケース」体験は予約が確実

ついに大阪・関西万博が開幕しました。

このサイトでたびたび紹介している視覚障害者向け自律型誘導ロボット「AIスーツケース（エーアイスーツケース）」が大阪・関西万博での実証実験を開始しました。

「AIスーツケース（エーアイスーツケース）」は、日本科学未来館（にっぽんかがくみらいかん、以下、未来館）と、一般社団法人次世代（じせだい）移動支援技術開発コンソーシアム（通称、AIスーツケースコンソーシアム）が、共同で開発を進める視覚障害者向けナビゲーションロボットです。

体験するたびに素人でもわかるくらいの大きなアップデートがおこなわれている同ロボット。

2年前から追いかけている身として非常に個人的な感想になりますが、よちよち歩きだった幼い子どもが大きくなり、発表会をしているのを見ているかのような感慨深い気持ちです。

体験するには予約が確実

大阪・関西万博の会場で体験できるのは2025年4月13 日から10月13日までの毎日9時45分から17時45分まで。

運用エリアはロボット＆モビリティステーションを始点および終点とし、建物周辺、東ゲート広場、大屋根（おおやね）リング上および下などを散策することができます。

体験するには専用の予約サイトから予約できるほか、視覚に障害のある人は、体験する日の 1 か月前から電話もしくはメ－ルで毎日10時から17時のあいだ、事前予約を受け付けるとのこと。

なお当日の予約枠に空きがある場合のみ、「ロボット＆モビリティステーション」での当日予約も可能だそうです。

雨天の時は体験中止となるほか、当日の機器の状況により見合わせることもあるとのこと。

体験できるコースはショート・ツアー、もしくはロング・ツアーから選択できるそう。

ショート・ツアーはロボット＆モビリティステーション周辺にあるパビリオンなどを巡る体験が約 20分、事前、事後説明およびアンケート回答約30分。

ロング・ツアーはショート・ツアーのルートに加え、エレベーターで大屋根リングの上に上り、散策する体験が約50分、事前、事後説明およびアンケート回答約30分。

なお4月13日から4月19日はショート・ツアーのみの体験になるそう。

対応言語は日本語、英語、中国語で、定員は1台あたり1人から4人程度。