2人に1人が睡眠時差ボケに… 生活習慣病につながるリスクもふたりにひとりが睡眠じさボケに… 生活しゅうかんびょうにつながるリスクも

にちようひんメーカーのエステーはこのほど20から49さいまでの男女417にんを対象に「睡眠しゅうかんやリズム」に関する調査を実施しました。
そのなかで、平日と休日の就寝・起床ひかんのズレである「睡眠じさ」をしらべたところ、全体へいきんで1.2時間となりました。
とりわけ20代の女性の睡眠じさはもっともおおきく、平均で1.7時間にのぼりました。
また、在宅きんむと出社のハイブリッド勤務により、同じ平日においても「睡眠じさ」が起こっている実態もうかびあがりました。
「睡眠じさ」は1じかん以内におさめることが理想とされています。
しかし、1時間をこえているひとは全体の45.1%にのぼり、おおくのひとが時差ボケのような症状を感じているかのうせいがあるようです。
理想の「睡眠じさ」は…
平日のあさは決まった時刻におきるが、休日は「おそね・おそおき」をするひとがおおいと思われます。
このような睡眠じさにより、にっちゅうの眠気や疲労かんなど、ひづけ変更せんをまたいでしょうじる「時差ボケ」と同じような症状がおこるといわれています。
快眠セラピスト・睡眠かんきょうプランナーのみはし・みほさんは、「こうした『睡眠じさボケ』がつづくと、メンタルヘルスの不調や肥満・糖尿びょうなどの生活しゅうかんびょうのリスクにつながる」と警鐘を鳴らしています。
「睡眠じさボケ」の影響も
また、「やすみあけの仕事のひ」に強く感じる症状について聞いたところ、全体の69.5%がなんらかの不調や症状を感じています。
もっとも多かったのが「にっちゅうにねむくなる」で、その割合は41.2%となりました。「疲労・倦怠感を感じる」が29.5%と続きました。
「にっちゅうのねむけ」「ねつきのわるさ」「集中りょくの低下」といった症状を“やすみあけの仕事のひ”に強く感じるひとは、「睡眠じさボケ」の影響を受けている可能性が高いと考えられています。
さらに、「しつのたかい睡眠をとれているか」と質問したところ、計66.1%の人が「あまりとれていない」「まったくとれていない」と回答しました。
一方で、「しつのたかい睡眠のために対策をしている」と回答したひとは26.1%にとどまりました。
対策をしない理由として、「対策ほうほうがわからないから」がトップで、その割合は38.1%に達しました。
あく習慣の改善や快眠アイテムによるサポートをふくめ、“ここちよい睡眠”をささえるための対策の認知・浸透が急務になっています。
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