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非常持ち出しぶくろの中にお酒は「あり」それとも「なし」?

非常持ち出しぶくろのほか、軍手、水、ラジオといった防災グッズの写真です

くがつついたちの“防災の日”に合わせ、さけるい小売チェーンストアを展開するカクヤスはこのほどアンケート調査「わがやの防災対策」を実施しました。その中で、「災害時に持ち出す非常持ち出しぶくろにあと一つ何かを入れることができるとしたら、お酒を入れたいか?」と聞いたところ、「はい」との回答が45.2%にものぼったことがわかりました。反対に「いいえ」との回答は54.8%で、「はい」を9.6ポイント上回りました。しかし、その差は意外と小さいように思えました。やはり災害じだからこそ“心のゆとり”が必要なのでしょうか。その理由をみてみましょう。

 

気になる世間の目

「いいえ」と回答した人の中には「持ち出したい気持ちはありますが、やはり生き残るためにはお酒よりも必要なものがあると思う」との声がありました。また、「誰でも飲めて、使い道の多い水が良いと思います」のほか、「子どもがいるので、子どもたちに必要なものを一つでも入れたい」といった声もあったとしています。

なかには、「何かあったときにお酒を飲んでいては対応できない。そもそもお酒があったところで飲む気持ちになるのか。周りの目も気になる」「なんとなく不謹慎な感じがする」などお酒を飲むと様々なリスクがあるほか、世間の目を気にするような回答もあったようです。

 

お酒が持つ機能性

一方、「はい」と回答した人の中には、「ウイスキーやジンなどのアルコール度数の高いものはきつけぐすりにも消毒にも使える」。また、「冬季の場合、からだがあたたまるから」のほか、「ウイスキーやブランデーは燃料にも使える。負傷などの緊急時、いちじてきに麻酔にも使用できる」といったお酒が持つ機能性を理由に挙げていたようです。

さらに、こんな意見もありました。「飲む・飲まないに関わらず、酒を持っていたら心のゆとりになる」「避難生活になった場合のストレス解消に」「避難している方々とのコミュニケーションに使える」といった避難じだからこそ心のゆとりが大切だと訴える人もいました。

 

「ビールに救われた」

賛否が分かれそうなテーマですが、非常持ち出しぶくろの中身を決めるのは“あなた自身”です。このため、明確な「答え」や「正解」を導き出すことはできません。しかし、今回のアンケート調査の中で、こんな意見もありました。それは「3.11の時、みんなが寝たあとに飲んだビールに救われた」「東日本大震災の震災経験者なのですが、アルコールを利用してのリラックスも必要だった」。災害から生き延びた先にある現実と向き合うには、お酒の力も必要になることがあるという意味かもしれません。

今回のアンケート調査は同社のメールマガジンに登録しているユーザーを対象に実施し、インターネットを通じて行われました。調査期間は2022年しちがつ26日から31日。回収サンプルすうは628。

本文ここまで

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