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「職場でイジメ」を目撃! でも半数以上の人は見て見ぬふり

きゅうとうしつで男性の上司から叱責される女性の写真

職場でイジメを目撃したり、相談を受けたりした経験があっても、半数以上の人は見て見ぬふり—
就職や転職の相談サービスなどを提供するライボの調査機関「Job総研」がこのほど社会人の男女650人を対象に実施した「2023年 職場イジメの実態調査」でこんな実態がうかびあがりました。

調査の中で「職場イジメの目撃や相談の有無」について聞いたところ、「相談を受けた経験がある」は16.2%、「目撃した経験がある」が22.6%、「噂で聞いた経験がある」が21.1%と、何らかの形で「職場でイジメの存在を知り、相談・目撃の経験がある」と回答した人の割合は合計で59.9%にも上りました。この約6割の人の中で、「何もしなかった」と回答した人の割合は52.2%を占めました。

その一方で、「一緒に解決に動いた」人は47.8%となりました。そのうち「解決した」との回答は25.2%にとどまりました。

 

イジメの加害者、トップは…

また、「イジメの加害者になっていたと思うか」と質問したところ、「思わない派」が72.4%、「思う派」が27.6%という結果になりました。一方、「イジメの被害者になっていたと思うか」と聞いたところ、「思う派」が66.8%、「思わない派」が33.2%となりました。

被害者になっていたと「思う派」に対し、「誰から被害を受けたか」と聞くと、トップは「上司」で、その割合は45.8%に達しました。第2位は「先輩」で、40.7%でした。

第3位は「同じ地位・役職」が30.2%と、年上からの被害が多い結果となりました。

さらに、被害後の影響を聞くと、トップは「モチベーションが下がった」で、その割合は46.3%を占めました。次いで「職場に行きたくなくなった」が43.3%、「周りを信用できなくなった」が36.5%となりました。

 

離職率、生産性に影響も

現在、職場トラブルの相談で、最も多いのが“イジメ”に関するものとされています。その件数は年々、増加しています。

厚生労働省が設置する職場のトラブルに関する相談窓口「総合労働相談コーナー」に寄せられた相談件数は3年連続で120万件を超えました。また、民事上の個別労働紛争ではイジメの相談が11年連続で最多になっています。

同社は「こうした職場のトラブルは離職率や生産性などに影響し、人手不足を招きかねない」と注意を呼びかけています。

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