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左右の色の違いにもう悩まない!触ることで色がわかる靴下が登場

靴下専門商社のマリモから発売された靴下をはいた男女の足元の写真。靴下には色の英語めいを3文字に短縮した点字とローマ字が浮き出た文字でハイっていて、さわることで色がわかるようになっています。

ローマ字がロゴのようにデザインされたおしゃれな靴下。
実はこれ、色覚や視覚に障害のある人も使いやすい、触ることで色がわかる靴下なんです。

靴下専門商社のマリモから2023年6月16日に発売されたのは、靴下の側面に、色を表す点字と浮き出た文字が配置された、触ることで色がわかる「みちる」シリーズの靴下。「左右の色合わせでもう悩まない!自分らしく楽しもう!」をコンセプトに、誰もが履きやすいよう設計されているとのこと。現在marimosocksオンラインサイトにて予約を開始しており、商品は8月1日から順次発送となります。

合わせやすいくるぶしよりも長めの丈で、カラーはホワイト、ライトグレー、ダークグレー、ネイビー、ブラックの5種類。サイズは約22センチから24.5センチのレディースサイズと約24.5センチから27センチのメンズサイズの2種類。メンズサイズには少し長めのタイプもあります。

価格はすべて税込み1,760円。素材はコットン、ポリエステル、ポリウレタンで、古くから織物産地として発展してきた愛知県 びしゅうで作られた日本製です。

 

当事者の声をきっかけに、誰もが使いやすい靴下が誕生

病気で片目の視力を失ってしまった祖父に履いてほしいという想いから、福祉施設や視覚障害の当事者、有資格者の人々、国内工場の職人と商品開発をおこなったという同社。

ペアで揃える必要がある靴下ですが「色がわからず、左右で色を合わせることが難しい」という当事者の声で開発がはじまったそう。

当事者や有資格者と一緒に開発していくことで、結果的に当事者だけでなくあらゆる人が履きやすいインクルーシブデザインの靴下になったとしています。

 

視覚に障害のある人が黒い靴下をさわっている写真。靴下のハキグチのすぐ下にブラックを3文字に短縮した「BLK」の点字があり、そのすぐ下にローマ字大文字でもBLKの文字が浮き出ているので、さわって色を確かめることができます
当事者と一緒に開発

 

文字をなぞることで色がわかる靴下

靴下の側面には、どんなカラーの靴下かが触ってわかるよう、ブラックなら「BLK」、ホワイトなら「WHT」のように色の英語のつづりを短縮したローマ字3文字が点字でいれられています。また、点字のすぐしたには点字がわからない人でも識別できるよう、同じ3文字が浮き出た文字で配置されています。色を英語にしたのは、国内外問わず多くの人が使えるためだとか。

点字と文字を「魅せるデザイン」として靴下の側面に配置することで、左右を合わせやすい実用性とロゴデザインソックスとしてのファッション性の両方を兼ね備えた靴下になっています。

 

靴下が5そく並べられた写真。左からホワイト(WHT)、ライトグレー(LGY)、ダークグレー(DGY)、ネイビー(NVY)、ブラック(BLK)。たとえばホワイトの場合、アルファベット大文字でダブリュー、エイチ、ティーが透明の凹凸で模様のように書かれたうえに、点字がハイっています。
点字とローマ字がロゴのようになってかわいい

 

障害の有無を問わず、似た色だと違いがわかりにくいことがあります。左右が合っているのか不安になったり、特に色が似ていると左右の靴下の色を間違えたまま外出した経験のある人も多いのではないでしょうか。

洗濯して干すときや保管するときもわかりやすく、誰にとっても使いやすいデザインの靴下。ありそうでなかった“触ってわかる靴下”で毎日のおしゃれも楽しくなりそうですね。

 

marimosocksオンラインサイトは以下URLから
https://shop.marimosocks.com/

 

本文ここまで

 

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