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鉄道係員への暴力行為 2022年度は前年度比9.5%増

やまのてせん、巣鴨駅のホームで電車を待つ男性らの写真

駅員や乗務員といった鉄道係員に対する暴力行為が増えています。

日本民営鉄道協会は23日、おおてみんてつ16社で2022年度に発生した駅員や乗務員など鉄道係員に対する暴力行為に関する集計結果を発表しました。

それによると、暴力行為の発生件数は前年度比9.5%増の138件、件数ベースでは12件増加しました。内訳は上期が72件、下期が66件でした。下期は前年同期と比べて減少したが、上期の増加が全体を押し上げました。

暴力行為は21年度に続き増加しており、新型コロナウイルス感染症が蔓延する以前の水準に近づく結果となりました。

 

深夜に集中

それでは暴力行為はどんな時に発生するのでしょうか。

酩酊しているお客様を介助しようと近づいた時や、はっきりとした理由が見当たらないまま突然暴力を振るわれるケースが多いようです。

また、発生の時間帯は22時以降の「しんやたい」に集中しています。事件の発生場所は「ホーム」が最多で、その数は60件にのぼりました。次いで「改札」が38件、「車内」が12件と続いています。

加害者の年齢については、20代以下から60代以上と幅広い年代に分布しています。多くの事件はお酒を飲んだあとに、発生していることもわかりました。

 

新型コロナウイルス感染症蔓延前の水準に

続く23年度は新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが、インフルエンザと同様の「5類」に移行しました。これに伴い、これまでは在宅ワークだった“働きかた”も会社に出勤する従来のスタイルに戻る人も多く、人の流れも活発になっています。

このため、鉄道利用者は大幅に増えることが予想されており、鉄道係員への暴力行為も新型コロナウイルス感染症蔓延前の水準に戻ることが懸念されています。

本文ここまで

 

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