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ほしい辞書が簡単に見つかる!アクセシビリティにも配慮した小学館の新ウェブサイト「ことばのまど」公開

小学館の新しいウェブサイト、ことばのまどのロゴ画像。まどのような枠の中に、ひらがなでことばのまどと書かれています

2022年に創業100周年を迎えた小学館。雑誌や書籍でなじみがあるひとも多いのではないでしょうか。

小学館といえば、じつは70年あまりの辞書出版の歴史をもっている出版社でもあります。そんな同社から、辞書をはじめとする、言葉を学ぶための本と出会える新しい場所として辞書編集室の公式ウェブサイト「ことばのまど」を公開。アクセシビリティに配慮したデザインとなっており、多くの人が楽しめる設計になっているのも特徴です。

 

「ことばのまど」とは

ウェブサイトの名称は、同社を代表する国語辞典「日本国語大辞典」(初版)の月報「ことばのまど」から取ったもの。

「月報」とは長い時間をかけなんかんも刊行される大辞典や全集に添えられる付録小冊子のこと。「日本国語大辞典」のそれは金田一春彦、けんぼう ひでとし、なかむらはじめ、たけうち りぞうなど各界を代表する人々が記事を寄せた記念碑的なものとして知られているそう。

同サイトもその精神を受け継ぎ、ひろい言葉の世界をのぞく窓でありたいという願いから命名されているんだとか。

 

必要なときに、必要な辞書を

同サイトには、小学館がこれまで発行したなんびゃくてんもの辞書、事典やたんごちょう、練習帳などが登録されており、ジャンルや対象年齢など特徴をクリックしていくだけで簡単に検索できるのが特徴。

たとえば辞書・辞典の場合、国語辞典、古語辞典、百科事典、英語、フランス語、中国語など「辞典の種類」や、高校生向け、中学生向け、子ども向けなど、「対象年齢による分類」、用字用語がわかる、難読語に詳しい、持ち歩きに便利など、「特徴や特色」を選択して検索すると、該当するものが表示されます。

 

実際に試してみましたが、表示がわかりやすいし、なかには試し読みができるものもあって便利でした。さらに、欲しいと思ったものは「購入する」のページから書店のページやネット書店にアクセスできます。

辞書って選びかたが難しいな…と思う人はまず試してみるのをおすすめします。自分が学生のときにこのサイトがあれば、と思わずにいられませんでした。

 

ことばのまどの検索画面の画像
便利な時代になったなぁ

 

アクセシビリティに配慮したデザイン

同社ではできるだけ多くの人に辞書や事典の情報を届けたいという考えから、ウェブアクセシビリティの指針である「JIS X 8341-3:2016 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ」への対応を進め、デザイン面や実装面での配慮をおこなっているとのこと。この取り組みは今後も継続し、順次改良していくとのことです。

 

詳細は以下から

このサイトについて

 

音声やワークシートでもっと学べる

音声やワークシートなどを活用することで、さらに効率的に言葉を学ぶことができます。

同社ではたくさんの書籍でさまざまな追加コンテンツを提供しており、同サイトを通じて自分のPCやスマートフォンにダウンロードしたり、ストリーミングで体験したりすることが可能。

 

ことばのまどの音声データのサンプル画像。例として「ドラえもん はじめての英語辞典 第2版」の音声データが紹介されています。スクール、クラスルームなどの単語の再生リストが表示されています
書籍によっては音声データも

 

同サイトでは今後、新刊の紹介や言葉に関するコラム、辞書編纂の裏話など、読み物などの掲載も予定しているとのこと。今後の展開が楽しみですね。

 

小学館辞書編集室公式ウェブサイト「ことばのまど」URLは以下から
https://kotobanomado.jp

 

本文ここまで

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