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2022年夏に発生した「ゲリラ雷雨」の回数は7万5680回

ゲリラ雷雨の中、歩道を歩いている男性の足元が映っている写真です。靴もズボンもずぶぬれの様子です

気象情報サービスを提供するウェザーニューズはこのほど2022年夏のゲリラ雷雨の発生回数と、調査リポート「ゲリラ雷雨まとめ調査」を発表しました。2022年7月から9月に全国で発生したゲリラ雷雨の回数は前年比約20%増の7万5680回だったとしています。発生のピークは8月上旬から中旬で、梅雨明け後に集中したとしています。また全国の2人に1人以上がゲリラ雷雨に遭遇したとみています。

「ゲリラ雷雨」の発生回数は同社のスマートフォンアプリ「ウェザーニュース」のユーザーから寄せられた降雨報告と、その時の気象データの分析結果から、ユーザーがゲリラ雷雨と感じる雨の時間変化のきじゅんちを求め、求めたきじゅんちをもとにゲリラ雷雨の回数をカウントしました。

 

発生回数トップは沖縄県

ゲリラ雷雨の発生回数を都道府県別でみると、全国的にさくねんなみからやや多い結果となっています。ゲリラ雷雨の発生回数が最も多かったのは沖縄県で5783回だった。これに続いたのは北海道で、5446回でした。ちなみに東京都の発生回数は1027回で、昨年の807回と比べると約27%も増えました。

8月の発生回数は3万回超

月別では7月が2万7683回、8月が3万2470回、9月が1万5527回でした。8月は上旬から中旬にかけて多く発生しました。昨年の発生回数と比べると、7月と9月はほぼ昨年並みとなりました。しかし、8月は昨年を大きく上回り、前年同月比で約1.5倍となりました。

8月が増えた要因について、同社では日本海にある前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込みやすかったためと分析しています。大気の状態が不安定になり、ゲリラ雷雨が発生しやすい条件になったようです。もっとも、昨年は8月中旬から秋雨前線の影響を受け、ゲリラ雷雨の発生回数が少なくなったことも増加の一因としてみています。

2人に1人以上がゲリラ雷雨に遭遇

また、9月23日から10月みっかにスマホアプリ「ウェザーニュース」のユーザーを対象に、2022年のゲリラ雷雨について質問をしました。「この夏、ゲリラ雷雨に遭遇したか?」と聞いたところ、「遭遇した」と回答した人の割合は前年実績を2.5ポイント上回る57.6%に達しました。半数以上の人がゲリラ雷雨に遭遇した実態がうかびあがりました。都道府県ごとの遭遇率をみると、関東以西が高く、50%を超える県が多くなりました。

さらに、「ゲリラ雷雨で起きた被害は?」と質問したところ、「何かしらの被害にあった」との回答が44.4%にのぼりました。具体的な被害内容(複数回答可)を聞いたところ、最も多かったのが「道路冠水」で、22.2%でした。「交通機関に影響」が21.2%、「落雷による停電」が10.0%と続いたとしています。

 

「ゲリラ雷雨まとめ調査2022」についてわ以下URLから
https://weathernews.jp/s/topics/202210/080145/

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