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「心の健康」、世界16の国と地域で日本は最下位に

暗い部屋でひたいに手をあてて、ふさぎこむ若い女性の写真です

フランスの保険・金融グループであるアクサが昨年11月から12月にかけて英国やフランス、ドイツ、アメリカ、中国、日本など16の国と地域の1万6000人を対象に実施した「マインドヘルスに関する調査」で、マインドヘルスが不調な人の割合は対象国のなかで日本が最下位になりました。

日本では「やや不調」と回答した人の割合が35%、「不調」が22%を占め、合計で半数以上の人が何らかの不調を抱えていることが分かりました。

ちなみに前回の調査では日本は15位でした。

 

世界的に「心の健康」は悪化

同調査はこれまでにも実施しており、今回の調査は4回目となります。

「心の健康」の状況は日本だけでなく、世界的に悪化の傾向にあります。

マインドヘルスの指数をみると、「不調」と回答した人の数が増加しており、全体で前回の調査と比べて3ポイント増の15%となりました。

その一方で、「良好」と回答した人は、全体の4分の1以下となる前回調査と比べて1ポイント減の24%となりました。

また、「良好」「やや良好」と回答した人は前回調査時の60%から57%に減少しました。

 

若年層で4割以上

マインドヘルスに何らかの不調を抱えながら生活している人について調査したところ、その割合は前回調査と比べて4ポイント増の32%と悪化しました。

男女別にみると、女性の割合は全体を上回る34%となりました。

また、年齢別で不調を抱えながら生活している人の割合が最も高かったのは18歳から24歳の若年層で、その割合は42%にも達しています。

アクサは同調査の狙いについて、「マインドヘルスに対する理解促進や、心の健康の保持・増進に役立つ知見を個人や企業に提供することで、社会に変化をもたらし、人々のよりよい心の状態の実現に寄与したい」と話している。

 

本文ここまで

 

 

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