憧れの高級夜行バス、WILLERのRe Bornに乗ってみた憧れの高級夜行バス、ウィラーのリボーンに乗ってみた

今年2回目の大阪遠征。大阪から東京への帰り道。
わたし自身、新幹線や飛行機での長距離移動、大型のフェリーで24時間などいろんな乗り物にのってきましたが、少しでも緊張するとほとんど眠れないのが悩みです。
遠くに行く時は往復だいたい眠れないので、諦めて帰宅してからしっかり眠ることが多いです。
お財布が大ピンチ
今回の大阪遠征は、お盆期間かつ大阪・関西万博もあり、ホテルも交通手段も混んでいるし価格も高め。
日にちをずらして帰ることも考えたけど、その1泊の宿泊代もいつもより高い。
そこで考えたのが、夜行バス。学生時代に乗ってからずいぶんとご無沙汰していました。
あんまり眠れなかったんだよな、と思いながら検索開始。だって背に腹は変えられないから。
高級夜行バスがあった
ご存知でしょうか、最近は高級夜行バスというものがあることを。うっすらその存在は知っていたものの、なかなか手が出ずにいました。
だって大阪から東京まで、シーズンにもよりますが片道だいたい2万円。飛行機や新幹線と同じくらい、ヘタしたらそれより高くつきます。
でも一泊多く宿泊して翌朝早く出発することと比較したら、時間に余裕があれば2万円は惜しくないような気もします。完全に言い訳ですね。正直に言います。乗ってみたかったんです。
自分に言い訳をしながら、鼻歌を歌いつつ高級夜行バス、WILLERのRe Born(リボーン)の予約をしたのでした。決め手はやはり「眠りのための最適な環境」をうたっていること。
そしてその時がきた
しっかり楽しんだ大阪遠征の帰り道。夜9時台の出発でした。
小型のスーツケースを預けて、ここから約10時間。果たしてわたしは眠れるのでしょうか。

乗車!
数段の階段をのぼると、そこには座席…というか、ゆりかごのような囲いのついた座席。これだけしっかり仕切られていたら、隣の人の顔もみえません。
実際に隣の人の顔は最後までわからないままでした。それくらいしっかり仕切られています。通常37席から45席のところを18席に絞り、シェル型シートにしているそう。

リクライニングはもちろん、ひざかけや設備も整っていました。右の手すりにはコンセントがひとつ。スマホを充電できるってすてき。
左の手すりにはスイッチがあり、オンにするとライトがつきました。首あてもあるのでネックピローなしでも大丈夫そうです。
ブランケット、レッグレスト、フットレストもばっちり。見るからに快適です。



ゆりかごのような、包まれた感じ。リクライニングは新幹線の倍くらい後ろに倒れられてフルフラットに近いし、なんといっても両隣が壁なので隣がまったく見えないのがいい。そしてすっぽり収まる感じもいい。
どんな感じなのか気にしていた母に座席の写真を送ったところ「スーツケースみたい」と衝撃のひとことが送られてきました。
さすが母。でもせめて、ゆりかごって言ってほしかったな。
どうやら母は狭くないのかを気にしていたようなのですが、むしろのびのび快適に過ごせました。

乗っているバスにトイレはなく、途中で3回くらいトイレ休憩があったようです。他人ごとのように書いているのは、爆睡してしまったから。
これまでの経験から眠れる期待をほぼしていなかったのですが、アイマスクをつけてみたところぐっすり眠ってしまい、気がついたら東京に到着していました。
途中ちょっとだけ揺れが気になったものの、これまでどんな乗り物でも眠れなかったわたしがここまであっさり快眠できたことに自分自身が驚いています。
Re Born(リボーン)、おすすめです。
WILLER Re Born(リボーン)のページは以下URLから
https://travel.willer.co.jp/seat/reborn/
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