「地球の歩き方」バリアフリー旅行ガイドがあるって知ってた?「ちきゅうのあるきかた」バリアフリー旅行ガイドがあるって知ってた?

海外の観光客が増えましたが、とくに最近、東京の観光地を歩いていると海外からの車いすユーザーの観光客を見かけることが増えました。
ということはきっと、日本が訪れやすい国やエリアになっているということ。これってとても素敵なことではないでしょうか。
ありそうでなかった、バリアフリー旅行ガイド
バリアフリーの視点で厳選した日本の楽しみかた、交通や移動などに役立つ情報をまとめた観光冊子「地球の歩き方(ちきゅうのあるきかた) みんなで楽しむ東京・京都・大阪」が発行されているのをご存知でしょうか。
これはアパートメントホテル「MIMARU(ミマル)」と、1979年の創刊以来、海外旅行ガイドを作り続けてきた「地球の歩き方(ちきゅうのあるきかた)」のコラボレーションにより誕生したもの。
2025年4月21日から、英語・繁体字(はんたいじ)版を「MIMARU」の全施設で無料配布し、さらにMIMARU(ミマル)公式サイトでは日本語、英語・繁体字(はんたいじ)の2種類のデジタルバージョンも公開されています。

なぜMIMARU(ミマル)?
アパートメントホテル「MIMARU(ミマル)」は、「ゲストと地域とのつながり」をテーマに、すべてのかたが安心して宿泊できるホテルを目指し、サービスの強化に加え、バリアフリーの取り組みを積極的に進めているそう。その一環としてユーザーインタビューを実施し、実際の声を反映させたり、全従業員が「ユニバーサルマナー検定3級」を取得、車椅子でも移動しやすいルートを案内したアクセスマップの紹介などの活動を続けているといいます。
そのなかで同ガイドは、旅行に行ってみたい、これなら旅行に行けるかも、といった気持ちを後押しするとともに、車いすやベビーカーでの旅行に対する心理的ハードルをさげたいという思いにより制作されたもの。
日本は海外と比較しても都市部でのバリアフリー対応は進んでいますが、これまで公共機関の利用や日本横断旅行の移動時のバリアフリー情報が少ないことに着目し、地球の歩き方(ちきゅうのあるきかた)と協業し、東京・大阪・京都の主要観光地のバリアフリー情報や、旅の前や旅の途中で必要になる情報や問い合わせ先をわかりやすくまとめ、安心してバリアフリー旅を楽しめる内容に仕上がっています。
コンパクトに、ぎゅっとバリアフリー情報が詰まってる
さっそく日本語のデジタルバージョンを読んでみました。
全部で16ページのコンパクトなデジタル冊子のなかに、東京、京都、大阪の人気観光スポットがバリアフリー対応状況とあわせて紹介されているほか、各施設の公式サイトにアクセスできる二次元コードが掲載されていて、簡単に最新情報の確認ができる構成になっていました。

また、車椅子対応トイレやエレベーター、ベビーケアルーム、ユニバーサルシートの有無が掲載されていたり、バリアフリー観光情報サイトなども。ありそうでなかった観光ガイド、もっとたくさんの人に知ってほしい取り組みです。
おもな内容
1.一年中、見どころいっぱい!日本の四季の絶景スポット
2.ぜひ訪れたいゴールデンルート 東京・京都・大阪
3.バリアフリー情報つきエリアガイド 東京・京都・大阪
4.バリアフリー旅に役立つインフォメーション
5.アパートメントホテル MIMARU(ミマル)紹介
車椅子では人の多い観光地では移動に不安を抱えがちだと聞いたことがあります。国内外問わず、より安心して旅行を計画するための参考にできそうですね。
日本語版 のURLは以下から
https://mimaruhotels.com/manual/accessible-tourism-guide_jp
英語・繁体字(はんたいじ)版のURLは以下から
https://mimaruhotels.com/manual/accessible-tourism-guide
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