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日本でここだけでは?点字おみくじがある「ばいしょういん」にいってきた

境内を背景に、点字おみくじと墨字のおみくじをてでもった写真

東京・中野区にある「梅照院(ばいしょういん)」をご存じでしょうか。めずらしい「点字のおみくじ」があるお寺です。

なんでも、眼病平癒(がんびょうへいゆ)に効果があるそう。ありそうでなかった点字のおみくじ、気になります。さっそくいってきました。

 

点字おみくじとは

通常の1番から64番までの振りおみくじを、 墨字(プリントアウトされたもの)の結果のほかに点字にしたものでも受け取れる独自のおみくじ。おみくじの用紙には、スマートフォンで音声として聞くこともできるように2次元コード(Uni-Voice:ユニボイス)もつけられています。

この「点字おみくじ」は、日本の地域文化などを学んでいるひとりの留学生の発案から、中野区視覚障害者福祉協会並びに中野区内の点訳(てんやく)ボランティアグループの協力により実現したもので、本堂の横にある札所(ふだしょ)で取り扱っているそう。

 

「梅照院(ばいしょういん)」へ

JR中央線の中野駅から歩いて15分ほど。雰囲気のよいおしゃれな商店街(しょうてんがい)を抜けた先にありました。

 

ばいしょういんの目の前の写真。まわりわ静かでおごそかな感じです
梅照院(ばいしょういん)

 

点字おみくじを引く

お参りをして、札所(ふだしょ)へ。写真は撮れませんでしたが、振ると棒が出てくるあのシャカシャカも棒が飛んでいかないようにしっかりガードされていてバッチリです。

番号だけ誰かに読んでもらう必要がありますが、結果の紙を受け取るときに確認してもらえば問題なさそう。

 

境内のまえの写真。ゆるやかな階段のさき、写真のみぎおくに札所(ふだしょ)があります
写真の右奥に札所(ふだしょ)があります

 

結果は安定の…

うすうす感じていたけれど、結果は凶。

狙っているわけでもうれしくもないのですが、おみくじでは凶を引きがちな今日このごろ。

凶コレクターになりつつあるわたしに言わせると、今回引いた凶はけっこうマイルドな凶でした。こんなことが自然と書けるようになった自分に若干引いています。

 

てんやくしたおみくじの結果の紙、2枚をてでもった写真。白い紙に印刷されており、みっつにおりたたまれていて、ハジが赤いリボンで結ばれていました。また、ユニボイスのシールもついています
わたしから見るとさほど凶ではなさそうだけど、見る人が見たらけっこう恐ろしいことが書いてありました

 

こういうとき、凶を上書きしようとして引きつづけると連続して凶を引くことも経験済み。おとなしく結んで帰りました。

 

おみくじ以外にも

冒頭にも記載しましたが、ここは眼病平癒(がんびょうへいゆ)で有名。おみくじ以外にもおまもりなどもありました。目のご祈願もあるようです。

 

キーホルダーじょうのおまもり、しずくの写真。ひとしずくのしずくをかたどったみずいろのキーホルダーで、ゴールドのナスカンがついています。しずくにはレンズがついており、なかに御本尊のお姿がみえます
「しずく」をいただきました

 

凶を引いた日でも、なんだかスッキリした気持ちになれた不思議な日でした。気になる人はぜひ。

 

新井薬師 梅照院(ばいしょういん)

住所:〒165-0026 東京都中野区新井5-3-5

電話:03-3386-1355

参詣時間:午前9時から午後4時まで

URL:https://araiyakushi.or.jp/

 

本文ここまで

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