スポーツの実施率、20歳以上の約半数は週に1回以上スポーツの実施率、20歳以上の約半数は週に1回以上

スポーツ庁がこのほど18歳から79歳までの全国の男女4万人を対象にスポーツの実施状況に関する調査を実施したところ、週1回以上運動する20歳以上の割合は前年度と比べて0.5ポイント増の52.5%となりました。
男女別にみると、男性が56.6%、女性が49.6%と男女の差があることもわかりました。
週1回以上、運動をしたいと回答した人の割合は66.6%となり、実際に週1回以上、スポーツをしている人と14.1ポイントも開きがあることがわかりました。
とりわけその開きが大きいのは20代から40代の女性で、20代が17.6ポイント、30代が18.6ポイント、40代が19.9ポイントと全体を大きく上回っています。
職場での取り組みがカギ
また、就業者については勤務先で「運動・スポーツを活用した取り組み」がなされているかどうかで、週1回以上のスポーツ実施率に大きな差があることも明らかになりました。
勤務先がサークル・クラブ活動を実施したり、スポーツジムの費用補助などをおこなったりしている場合のスポーツの実施率は70.1%となりました。
これに対し、こうした取り組みをおこなっていない場合は46.3%にとどまり、取り組みをおこなっている場合と比べて23.8ポイントも開きがありました。
スポーツ庁は今回の調査について、「職場における取り組みの有無がスポーツの実施に大きく関係していることがわかりました。企業などの取り組みを進め、国民の運動・スポーツ実施を積極的に支援していきたい」と意欲を燃やしています。
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