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熱中症対策ウォッチ「カナリア」の鳴き声をききたくて

こうおんそうにカナリアをつけたひだりうでをいれた写真。腕にはおおつぶのあせ。実験中です

今日の東京の最高気温は34度。以前紹介した、熱中症対策ウォッチ「カナリア」をつけながらこの原稿を書いています。というか、ここ2週間くらい、毎日つけています。というのも、前回書いた記事がきっかけでした。

前回の記事は以下から

アラームと光で知らせる、腕につける熱中症対策「カナリア」が便利!

 

「どれくらいの音量?」なんて見出しをつけておきつつも、その答えをハッキリと書けていないことでずっとモヤモヤしていたのです。音量もそうなのですが、どんなアラームなのかわからないのが、ずっと気がかりで。
熱中症対策はもちろんですが、「アラームを聞いてみたい」という思いもあってつけています。それくらい気になっています。

 

鳴らしたい

そしてこの間、東京は連日35度を越える猛暑。頻繁に熱中症警戒アラートも発令されています。これだけ暑ければさすがのカナリアもアラームが鳴るのでは? いや、もしかしたらカナリアも想像以上の暑さにへばっているかも? なんて。そう、このときのわたしは完全に甘くみていました。

カナリアというネーミングだけに、その鳴き声を聞きたい。そんな小さな欲望のためにこの猛暑のなか、汗だくになりながら毎日のように60分以上かけて出社しても、まったく鳴りませんでした。いま思えば、もはやカナリアとわたしとの戦いでした。

 

カナリアをつけた腕の写真
特に気温が高いお昼すぎあたりを狙って出社していました

 

奥の手を使う

しかしここであきらめるわけにもいきません。粘り強さが取り柄です。チートと言われようが、使えるものは使う主義。だってそこにこうおんそうがあるから。業務用の、ガチなやつです。
こうおんそうについて補足しておくと、長い時間、一定の温度や湿度に制御できる装置で、実験などで用いられます。

 

業務用のこうおんそうとカナリアを手に持った写真
本気です

 

温度50度、湿度60%に設定し、カナリア本体だけを入れて様子をみました。正常の場合は、30秒に1回、緑のランプが光ります。熱中症の危険を知らせるときは赤ランプがアラームとともに12秒点滅し、そのあと危険域にいるあいだは10秒に1回点滅します。

 

こうおんそうにカナリアだけをいれたしゃしん
さあ、どうなるでしょう

 

約5分後、緑のランプが光るのみ。異変なし。まぁそうだよねと思いつつ、スマホを構えながらそのときを待ちます。

約20分後、緑のランプが光るのみ。異変なし。よしよし、いい調子だぞと思いつつ、そろそろ鳴らないかな…と期待をにじませながら待ちます。

 

カナリア単体がいれられたこうおんそうの前で、21分44秒をさしたストップウォッチの写真
鳴らない…

 

約30分後、本当に鳴らないの? と若干疑問に思いつつ、カナリアのページをくまなく確認し、「がいきおんの影響に左右されず、深部体温の上昇にのみ反応する高い精度」の文字を見つけました。

 

「カナリア」ページのスクリーンショット。がい気温の影響に左右されず、深部体温の上昇にのみ反応する高い精度、そして製品検証方法として3つの検証方法が掲載されており、そのひとつに「高温かんきょうかで誤作動しないかを検証 90度のサウナで放置し、人間が着用していない状況でアラームが鳴らないかを検証しました。長時間放置しましたがアラームは鳴らず、がい気温では誤動作しないことを確認することができました。」と書いてあります
「カナリア」のホームページのスクリーンショット。実験前にチェックしておけばよかった…

 

60分後、緑のランプが光るのみ。異変なし。だってホームページにも書いてあったし。と自分に言い訳をしつつ、そっと白旗をあげました。

 

カナリア単体がいれられたこうおんそうの前で、いちじかんをさしたストップウォッチの写真。カナリアの緑のランプがひかっています
カナリアよ、声をきかせて…

 

深部体温を測っているというだけあって、やっぱり単体では鳴らないのでしょうか。キリのいいところで切り上げて、次の手を打つことにします。

 

自分の腕で実験

ここまできたらやるしかない。自分の腕にカナリアをつけて、先ほどと同じ、温度50度、湿度60%に設定したこうおんそうに腕ごとつっこみます。

 

こうおんそうのまえで、カナリアをつけ、ストップウォッチをもったひだりうでの写真。こうおんそうわ温度50度、湿度60%と表示されています
よーいどん

 

最初の10分くらいで、腕がじわじわと温かくなってきました。

 

こうおんそうにカナリアをつけた腕をいれた写真
これはまだ腕をいれてすぐの写真です

 

約20分後、カナリアをつけたほうの腕だけ汗ばんできました。サウナにいるみたい。左の腕だけととのうという、不思議な状況です。からだ全体がポカポカしてきた気がする。

そして開始から約26分…ついにその瞬間がやってきました。
赤いランプが点滅し、「ピー、ピポピポピポ、ピー、ピー…」というアラームが! 赤く点滅した写真を撮りたかったので、急いで腕を出しました。

 

腕につけたカナリアの赤いエルイーディーライトが点滅している写真
光った!鳴った!

 

ストップウォッチと赤く点滅したカナリアのツーショットはのがしてしまいました。くやしい。

 

カナリアをつけたひだりうでと、ストップウォッチの写真。ストップウォッチは26分47秒をさしています
一瞬でした

 

カナリアという名前のごとく、小鳥のようなさえずりを期待していたのですが、想像以上に電子音でした。音量は想像したほどの大きさではなかったものの、周りが静かな環境ではすこしびっくりするくらいのボリュームはあると思います。

 

熱中症はときに命にかかわる病気

今回の実験は特殊な状況において、カナリアをつけた片方の腕だけを一定の環境において意図的に“鳴りやすい”状況をつくったため、わたしの体に異常がないまま実験は終了しました。もちろん、念のため周りに人がいる状況でおこなっています。そして、今回の実験で「カナリア」の精度が高いことは充分に伝わったと思います。

 

カナリアを腕につけた写真
販売から3年で累計販売台数40万台を突破したという

 

からだを張ったマネはしないでいただきたいのはもちろんですが、もしこれが外や室内にいるとき、ひとりでいるときなどに鳴ったら…そのときは本当に熱中症の危険が迫っているということ。すぐに症状に応じた、しかるべき対策をとるようにしましょう。
なによりも、鳴らないように普段から心がけておくこと、これがいちばん大切です。

熱中症はときに命にかかわる病気です。しかし、予防法を知っていれば防ぐことができるとも言われています。日常生活では、脱水と体温の上昇を抑えることが基本ですが、ときにこういったデバイスも活用してこの夏を安全に乗りきりましょう。

 

バイオデータバンク「カナリア」商品ページは以下URLから
https://biodatabank.co.jp/consumer/

 

参考
環境省熱中症予防情報サイト(PDF)
https://www.wbgt.env.go.jp/pdf/manual/heatillness_manual_3-1.pdf

 

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本文ここまで

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