あのカニカマに合う地ビールを!スギヨと金澤ブルワリーがクラウドファンディングを開始あのカニカマに合う地ビールを!スギヨとかなざわブルワリーがクラウドファンディングを開始

以前から何度か紹介している、あのカニカマ。
スギヨといえばズワイガニのオスをイメージした「大人のカニカマ」や、本物のカニの足を模した本格的専用ピックなども話題のメーカー。
うちの同僚に「最後の晩餐の前日はこれがいい」といわしめた、あの「うな蒲ちゃん(うなかまちゃん)」も同社の商品です。
失敗から約50年後、鮮魚コーナーに陳列される練り物へ
今ではあらゆるスーパーやコンビニの練り物コーナーで見かけるカニカマ。
カニカマの歴史は、スギヨが人工のクラゲの開発に失敗したことから始まったそう。その失敗作を使って試行錯誤するうちカニの食感に似ていることに気づき、1972年に世界で初めてカニカマが誕生しました。
それから約50年。それまでの技術を駆使して開発されたのが「香り箱 極(きわみ)」。風味が豊か、ズワイガニのオスとメスの長所をあわせ持ち、味わいや食感、見た目も高級感たっぷり。
しかも、練り物でありながら小売店(こうりてん)では鮮魚コーナーに陳列されています。クラゲが原点だったとは意外です。

あのTIMES誌にも載ったカニカマ
世界各国で読まれるアメリカのニュース雑誌「TIME」アジア版で、カニカマが日本の伝統と革新の中で誕生したことが紹介されたこともあるそう。
約50年前は酷評されていたというカニカマ。今では代替食品の先駆けとして、世界でも注目を集めています。
同社のnoteに掲載されていて知りましたが、勇気をもらえるストーリーです。
カニカマに合うビール?ないならつくればいいじゃない
そんなスギヨ、本社は石川県にあります。
2024年の能登半島地震では同社の工場は大きな被害を受け、すべての工場が復旧するまでに半年を要したといいます。
能登では地震から1年以上が経過した今も、日常生活を取り戻すための努力が続けられており、能登に関わるたくさんの人がワクワクすることを実現したいと、カニカマに合うビール開発に挑戦することにしたそう。

「香り箱 極(きわみ)」と合わせるなら、ビールもまた風味にまでこだわりたい!ということで、今回はダイレクトに香りを感じられる大口径の410ミリリットルボトル缶を採用し、嗅覚を含んだ五感でカニカマとビールの組み合わせを堪能できるようにするそう。
そしてビールの味わいはカニカマを知り尽くしたスギヨの研究チームが開発を進め、現在、同じく被災した過去を持つ金澤ブルワリー(かなざわブルワリー)とともに試作を進めているところとのこと。復興へ能登ブランドを届ける2社のタッグ、楽しみですね。
どれにするか迷うリターン
リターンは3,000円から。「香り箱 極(きわみ)」と「ビール」を楽しめるセットのほか、あの「カニカマ専用ピック」つきのコース、「うな蒲ちゃん(うなかまちゃん)」も。
もはやどのコースにするか迷いそう。クラウドファンディングは2025年8月28日まで。
クラウドファンディングページは以下URLから
https://camp-fire.jp/projects/855517/view
スギヨのnoteもおもしろいのでぜひ。以下URLから
https://note.com/sugiyo_official/n/n314832da3413?magazine_key=mb8cb2011aa96
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